貯金の増やし方 | マネーの見方

１,給料から先に貯金に回す金額を決める

人間が生きていくうえで、お金は非常に重要なものの一つとなります。
もっとお金を増やしたい、貯金をしたいと考えたことがある人は多いことでしょう。

しかし多くの人はなかなか給料やボーナスのアップが期待できず、現実的にこれ以上は増やせない、貯める金額があげられないとあきらめている人も多いものです。

しかし貯金の増やし方を身につけることによって、これまでよりも貯められる額が増えたり、まったくできていなかった人も一定額をためられるようになるかもしれません。

まず最初に貯金の仕方が分からない人の場合には、貯める金額の目標を決め、給料から先に貯金に回す金額を決める、そして貯めることを習慣にすることが求められます。

毎月余ったお金を貯めていくという方法であれば、いつまでたってもその金額は増えていくことはないでしょう。
給料が出た時点で、先に少額でもいいので貯めるための口座に移し、それを差し引いた金額を給料として考えて生活することをお勧めします。

目標がなければ続けられない人が多いので、まずは30万円や50万円などと目標額を設定し、その目標額に達した場合には、目標額を少しずつ上げていきましょう。

いきなり300万などと高額な金額を目標にしても、全然ためることはできません。
自分ならできそうだと思う50万円ぐらいから、少しずつ目標を上げていくことによって、貯められる可能性はどんどん高くなるでしょう。

ある程度お金がたまってくると、ためるのが当たり前になり、その行為が楽しくなってくるかもしれません。
お金をためることが趣味になるのは悲しいことですが、全くためられない人と比べた場合には、これぐらいの気持ちを持った方がよい場合もあります。

もしも自分で貯金をするのが難しいというのであれば、強制的にその仕組みを作ってしまうのが一番です。
例えば個人年金保険や学資保険、終身保険などの積み立てを行います。

こうすることによって、毎月自動的に口座から引き落としがなされるので、勝手にたまっていくことでしょう。
保険の場合には解約した際に元本割れする可能性があるため心配だという場合には、自動積立定期預金を使うことがお勧めです。

また保険と定期預金の両方を使うのも一つの手段といえます。
これらを使うことによって、確実にお金をためられるような仕組みが整います。
定期預金は万が一お金が必要になった場合に解約することで、普通預金に移すことも可能です。

貯金の増やし方としては、節約をするが収入を増やすかの二つが必要となるでしょう。
もしも入ってくるお金が変わらないのであれば、節約を心掛けることが重要になります。

しかし節約には限界があり、あまりにも節約をし過ぎてしまうと心までも余裕がなくなってしまう可能性もあります。
そのため減らさないように節約するよりも、できる限り増やす方法を考えた方がよいとも言えます。

収入を増やすための方法としては、残業や副業をする、転職をする、投資で資産を増やすなどの方法が挙げられます。
できる限りの節約をしているけれどもなかなか効果が現れないという場合には収入を増やすしかありません。

毎日遅くまで残業しているけれども残業代が出ないという人も多い世の中ですが、この状況を抜け出さなければ、いつまでたってもお金をためることはできません。

20代であれば無理して働くこともできますが、だんだんと年を重ねるごとに残業をすることも体力的に厳しくなってきます。
このような方法よりも副業や投資で増やす方が楽なケースも見られます。

近年ではパソコンとインターネット再活用すれば、空いた時間を使い手軽に副収入を得ることも可能です。
何もやらないよりは、できる限り早く将来につながる道筋を立てておきたいものです。